アドベンチャーキッズスクール・活動報告

１月２６日　１日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　● >>２日目

さぁ、チャレンジ隊５回目は「スノーキャンプ！」	ジュニア時代に全員一度頑張ってチャレンジした「スノーキャンプ」。チャレンジ隊はテントなしで挑戦だ！	チャレンジ隊は、経験がある。ちょっとここで、みんなで、ゆとりをもって、冬の「スノーキャンプ」を楽しもう！

さてさて、こちらはイグルーチーム。雪を踏み固め、雪のブロックをスノーソーで切り出し、積んで作る、イヌイット式のかまくらで今日は寝る！。	こちらは、かまくらチーム。日本古来よりのかまくら。どんどん、雪を積んで山を作って、中を掘る！	こちらは、スノーヒュッテチーム。雪のブロックで家を作り、天井にシートを設置する！

それぞれ、自分の今日泊まる方法を、自分で考え選び、寝床確保に取り組みます。	小さい頃から何年も毎年かまくらを作ってきたので、かまくらつくりはお手の物！	どんどん積んでかまくら山ができてきました。そうです。スノーキャンプはとにかくはやく寝床を確保することが最大のコツなのです。

おっつ！こちらはほぼ完成！「スタッフにいっさい手伝わないで！自分で全部する！」と言って頑張り、とってもはやく完成だ！	イグルーもあれよあれよという間に大きくなってきました。	こちらのイグルーもコツコツ積み重なってきます。

かまくらも、山を積み終わり、今度は中を広げる作業中。これが意外に難しい！ちょっと挫折しそうになりながらも、眠れる広さまで掘り続ける！	こちらは、ヒュッテ。家の壁のように、四方に雪のブロックで壁を作り、そして、部屋の中を深く掘れば、大きな自分達の部屋の完成!あとは屋根！	おっつ！イグルーもあとひとつのブロックで完成だぁ！

外から、最後のブロックを置いたら、イグルーの外側（屋根）は完成！さぁ、あとは、中を深く広く掘れ！！	こちらのかまくらも完成！「全部、コツコツひとりでやってんで！」。ちょっと入り口が崩れて、かなしくなってしまうこともありましたが、ひとりでやってみる、コツコツやる勇気。本当に、たいしたものです。	こちらは、小さな頃に泊まった大きな玉ねぎ型イグルーを復活させようと奮闘中！ただ、今日は気温が低いので、雪が思うように固まりません。それも、自然。

おっ！こちらのイグルーも完成！	何度やっても、やっぱり完成はうれしいもの。	中を深く広く掘って、みんなで寝転んで見ると。「大丈夫！寝れる！」。よくがんばりました！

こちらはスノーヒュッテ。部屋に屋根を着けているところ。	かまくらも終盤。中をコツコツ、深く、広く掘って、	完成！下に深く、中は広いかまくらの完成！前と違うやつで達成したい！その想いをちゃんと自分でかなえました。

スノーヒュッテの完成です。入り口からピョコっと顔が出てきました。	その完成にみんな「入らせて、入らせて！」。中には７人も！広い！快適！	さぁ、みんな最後の微調整！どうやら、夕暮れ前には寝床が確保できそうです。

玉ねぎ型イグルーは雪質が合わず、一旦中止。そのブロックを活用して、ミニ玉ねぎを作ることに。	自然に人間が合わせることも知っています。気を取り直し１時間ほどで完成させるところがすごいところ。さすが経験豊富な、中学生になったメンバー達！	あれ？！イグルーはできたのに、何をしているの？？

スノーキャンプの夜にそなえて、雪で食卓つくる。スノーテーブルを作っていたところでした。	さてさて、お腹もすいたので、夕食作り。冬は、雪のかまどを作って調理。	包丁もあまり使わず、手でちぎれるものはちぎる！なぜなら、暖まるための料理なのに、作っている時間が長いために体が冷えてしまったら意味がない！

－４℃の寒い夜。雪上炊事もしながらでも、ちゃんとあそぶ余裕のあるチャレンジ隊。うーん！いいね！	こちらは、体を自家発電であたためるためにラジオ体操。音楽を忘れたので「情熱大陸」のテーマでマッハのラジオ体操。「しんどーい！」	夕食のカレー鍋も完成して、さぁ、待ちに待っていた夕ごはん。

作った雪の食卓で「いただきまーす！」。ランタンの光と、一面の雪の白さが、周囲を幻想的な風景にしてくれます。	ごはんのあとは、寝る前に、自分の寝床のかまくらやイグルー、ヒュッテにろうそくを。	中にろうそくをつけると、ボワーとあたたかい光が、かまくらの中を照らします。とてもきれい。

ろうそくを中にともすだけで、あかるく、美しく、そして、中の温度もあがります。	こちらは、、イグルーの中。何だか、不思議な光景が自分の現実の目の前にあります。	しかも、それは自分で作った、今から寝る寝床なのです。普段の生活からは考えられない世界、自分がそこにあります。

でも、それも現実で、みんなの中にいる本当の自分でもあります。そんなことも難なくやってしまうチャレンジ隊。	本当にみんな、強く、たくましく、そしてやさしく、大きくなりました。こちらは、お昼のお弁当に残しておいたみかんを凍らせて試食中！おいしい！	さぁ、夜も遅くなってきたから、寝よっか！

寝袋を重ね、毛布にくるまり、寝床につく子ども達。	「あたたかく眠れるのかなぁ？」朝不安だったことも、今は、もうスッキリ。腹をくくって、不安を楽しみに変えているような様子も。	さぁ、明日の朝までおやすみなさい。ゆっくりね。

子ども達のスノーキャンプの夜は更けていったのでした。夜中、マイナス５度。外はとても寒いです。
１月２７日　２日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１日目<< ●

さてさて、２日目の早朝。辺りは、雪と、シンとした寒さと静けさにつつまれています。	イグルーから何やらにぎやかな声が。と思えば、ポコっと顔が出てきました。「おはよう！」	「寒かったー！」「暑かったー！」「今までで一番眠れたかも」。それぞれ、色んな夜を過ごしたようです。

おはよう。ひとりで寝て怖くはなかったかい？！よく頑張ったね！	朝日を撮りたいのにじゃまをするんじゃない！朝からとにかく元気溢れる子ども達。雪中泊という大人でも大変なことをした後なのに、飄々としているところがいいところ。	それも、今まで、よく考えてみると、とっても大変なこと、すごいこと、大人でも挑みたいけど挑めないこと。そんなことを沢山、自分の力で乗り越えてきたからこそ！朝食の材料をソリで運び中！

自分への自信や、自分への満足感は、とても人の気持ちを優しくさせてくれます。おだやかな、ゆったりとした時間が流れます。	早起き組が、朝食をみんなで雪の食卓で食べていると、	遅起き組も、起きてきました。「おはよう！」

さぁ、みんなで朝食を食べたら、楽しみにしていた雪遊び！これも、スノーキャンプの楽しみのひとつ！仲良く、６人でソリ競走。	と思えば、今度はソリリレー。いとこや兄弟のように遊びまわる子ども達。	それも、小さな頃から、同じチャレンジ、同じ苦しみ、同じ楽しさを、共に感じてきたメンバーだからこそ！

さぁ、こちらは、雪の森の中へ探検へお出かけ。倒れた木を渡ったり、	木の切り株をすべったり、	たくさんの霜柱を見つけたり、仲良く、小さな頃の好奇心、冒険心も忘れてはいません。

さぁ、スノーキャンプも終盤。そろそろ撤収して日常へ帰るよー！	ひと晩すごした、自分のイグルーやかまくらに乗っかり別れを惜しんでいるのかと思えば、	違います。上から、イグルーやかまくらをおもいっきりつぶしているところなのでした。原状復帰も大事なこと！

エイヤ！中学生のメンバーがおもいっきりスコップで何度もたたくとと、ドーン！そのパワーに、周りの小学生チームの目はまん丸。	自分達で原状復帰もきちんとして、装備もきちんと運んで、子ども達のスノーキャンプは終わっていったのでした。	みんなおつかれさまでした。久しぶりのスノーキャンプ。楽しめたかな？難なくやっていたけど、テントなしでの雪上泊はすごいことなんだよ。今までの活動もそう。一度、今までの自分を振り返ってみると、普通に考えたらすごいこと。みんなは沢山してきたんじゃない。そんな自分を持って、次回ファィナル。「ファィナル･チャレンジ」オーバーナイト40ｋｍハイク。全員で達成めざすぞ！（ハギ）




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～テントなしでのスノーキャンプに挑戦！！心揺らすスノーキャンプから、デキタを再度感じてみる！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。寒い寒い気温の中でのチャレンジ。今年はテントなしでのチャレンジ。早々に寝床を作り、食卓もつくって、静かな森の中でのスノーキャンプの時間を味わった子ども達でした。　主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管（財）青少年野外教育財団