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〜テントなしでの野宿に挑戦!宿泊秘密基地での1泊!自分達で探究心をもって、挑戦してみる、
                                        達成してみる、心揺れる経験!〜 
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。テントなしでの、山中での1泊の野営。雨、強風、寒さをしのぐ、自分達の宿泊秘密基地。難しいやら、楽しいやら、トントコトントコ作って、無事、ひと晩をあたたかくこえることのできた子ども達でした。
 
主 催:『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会
主 管:パワーズ・アウトドアエデュケーション
後 援:大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管(財)青少年野外教育財団
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1日目                                                    >>2日目
さぁ、ジュニアコース6回目は「グループ・ビバーク!」に挑戦だぁ! ビバークとは、野営のことです。今日は、テントなしで山中で1泊!方法は、自分達の宿泊秘密基地で挑戦だぁ! ただ単なる秘密基地ではダメです。突然の雨や雪、強風、そして夜の寒さにも耐えられる,皆が入れる宿泊秘密基地でないと夜はこえられない!
みんなで作戦会議をして、作る形を想像して、大きさを考えて。こちらは、落ち葉で床を温かくする作戦。ナイスアイデア! さてさて、作戦会議が終わったら、秘密基地に必要な資材の買出しです。 何がいるのか、どんな大きさか、それもちゃんと考えなければ、作っている途中に材料がない!なんてことにも!
頭をひねって、資材を買出したら、さぁ、自分達で運んで、さっそく、宿泊秘密基地作りにとりかかろう! 「こうしたらええんちゃうん?!」「ああしたらええやん!」想い通りにいくこと、いかないこともありますが、とにかく一度やってみる! のこぎり、かなづち、くぎにねじくぎ。L字にT字。色んな道具や部品、技を駆使して、子ども達の頭の中にあったものが形になっていきます。
もちろん、形だけでなく、ちゃんと強度も必要です。思った以上に、しっかりした柱を立てるのが難しい!思案中! おっつ!こちらは、すのこ+キャスターを使って何をしているの??何だか、作戦があるようです。 1本、1本、釘を丁寧に、丁寧に打ち付けていきます。でも、時に、「あれっ?釘が飛び出てる!」。大丈夫!大丈夫!
中々、子どもの力では固くて入りにくいネジも、なんのそののジュニアの子ども達。はた目は大工のようです。 おっ!なんだか形になってきました。秘密基地というよりは、家??の基礎工事。 先程のすのこ+キャスターは、金棒と金具が加わり、秘密基地に取り付けられていきました。何だろう??
さぁ、夕方4:30もまわり、にわか雨も降り、とてつもなく冷えてきました。ちょっと、あせる子ども達。でも、まだまだ頑張ります。 あれ?こちらは、何を作っているの??何だか、立体的な骨組みが仕上がってきました。 こちらの班は、柱の補強に余念がありません。なぜなら、とても高さのある秘密基地をたくらんでいるからなのです。
さて、骨組みを作っていた班は、骨組みにパネルとシートを取り付けました!重量の軽い、屋根の完成です。 さぁ、その屋根を基礎工事で作った「家」本体の上に取り付けて、しっかりロープで固定したら、 立派な、三角屋根の家が完成!頑丈、中も広々、三角屋根の山小屋のよう!すごいいいのいがデキタね!
すのこ+キャスターの班も、基地の本体に「それ」を取り付け、いよいよ終盤。 それは、「スライドドア」でした!頭の中にあるアイデアをよく実際に実現しました!「キー」と音は鳴るけど立派なスライドドア!すごい!よくやった! スライドドアを付けたら、屋根をかまぼこ型につけて、さぁ、こちらの班も、スライドドア付きかまぼこ型の宿泊秘密基地が完成!
こちらも、中は家のよう。中は、中学生も、大人も足を伸ばして寝られる広さがあります。 さてさて、高さのある宿泊秘密基地を作っていた班。ちょっと夜遅くなってしまいましたが、柱も強度を出して、高い壁が組みあがってきました。 シートで屋根を作って、ロープとペグで屋根をピンと張ったら、大きな宿泊秘密基地の完成!でも、入り口はなぜかとても小さい!
中は、とても背の高い空間。「中で、ジャンプもできる!」と飛ぶ子ども達。大人も立って入られました! 長い時間苦労したけど、いいのができて、ご満悦、ご満悦!やったね!とても立派!大きい! さぁ、ごはんも食べたら、自分達の宿泊秘密基地で、いよいよビバークだぁ!明日の朝まで無事でいてね!
横になっていざ眠る。あらためて見てみると、自分達の基地がまた違ったように見えてきます。「苦労したけど、けっこういいんちゃうん!」そんな気持ちが、寝る前にちょっと、心をうれしくさせます。 それもこれも、できるかな?と想っていたことが、想い通りにいく、いかないを繰り返し、そして工夫が生まれ、自分達で完成させたから! 想い通りにはいかないこと。だからこそ、あらたな工夫が生まれ、あらたな方法が生まれ、ゴールに行きつく。そんな過程は、ゴールに着いたとき、とても人の心を大きく揺らすような気がします。さぁ、みんなで横になって、明日の朝までおやすみ。
2日目                                                    >>1日目
さて、2日目の早朝。無事、秘密基地は建っていました! こしょこしょ、基地からは、子ども達の声。子ども時代の、基地の中で、子ども達だけの時間。それもまた楽し、子ども達の大事な空間です。 「おはよう!」。寒くなかった?の問いに、「大丈夫!」。この晩は、最低気温1度。無事、乗り越えられました!
こちらのスライドドアの中でも、元気な子ども達の声が聞こえてきます。 まだまだ、早朝なので、声が大きすぎると「こらっ!」。おこられてしまいました。 昨日の顔がうそのように、今日は朝からとにかく元気な子ども達。野宿という不安をのりこえて、心も体も絶好調!こちらは、朝から、棒で栗をとっているところ。
こちらは、朝から、たき火をして暖まっているところ。基地から飛び出して元気いっぱい自然の中であそび、 最後、ひと晩お世話になった、自分達の基地を解体して、 たくましく、板や、角材をかついで運び、グループビバークを終えたジュニアの子ども達でした。
想い通りにいくこと、いかないこと。それだから工夫があり、そして、最後まで達成してみること。そんな経験が、子ども達の本来持つ、挑戦心、探究心、創造性を発揮し、日常でも、たくましい挑戦心をもって、進んでいけるきっかけになればと願っています。
みんな、お疲れ様でした!どの班もいいのができたね!自分達のアイデアを、本当に色んな方法で実現できたね!よく最後までやったと思うよ!よく、頑張った!さぁ、ジュニアももう2回。さぁ、ラストスパート。これまでの経験を活かして、最後、チャレンジだ!(ハギ)