アドベンチャーキッズスクール・活動報告


ジュニア７回目は「スノーシューハイキング」！	さぁ、日本式スノーシューの「わかん」をつけて、雪の積もった冬にしか入ることの出来ない原自然「バックカントリー」へ行くぞ！	まずは、わかんを自分でつけて、

バックカントリーの入り口までわかんで歩いてみます。「ガニマタ」で歩かないと、自分で自分の足を踏んじゃうぞ！	長靴で歩くと、深く深く沈んでしまう足も、わかんをつけると、そんなに沈みません。それで、夏には入ることの出来ない自然へ行ってきます！	まずは、雪積もる橋を渡って山の裾野へ。「うーわ！めっちゃこわい！！」ゆっくり、慎重に、しんちょうに。

裾野からは小高い頂上めざして、一面雪でおおわれた山に、自分達で道を作り進んでいきます。	先頭はたいへん！まだ誰も踏んでいない雪面を踏みしめ、最初に道を作っていかなければなりません。ラッセル！これがけっこうしんどい！	雪積もるバックカントリーは、どこでも行けるところがいいところ。こちらは、メインのルートを外れ、独自ルートをとります。

ん？！何だか、いい斜面にたどりつきました！顔を見合わせ、もちろんやることは、	尻すべり！！これも、冬のバックカントリーの魅力！	冬の自然の中には、子ども達の遊び場がいっぱいです。久しぶりのゆったりした活動に、おもいっきり遊ぶ子ども達。

さてさて、あそんでばかりはいられません。先頭は、どんどんラッセルして、山の中腹へ。	こちらも、独自ルート開拓。あえて、難しいルートをさがして、チャレンジしています。顔は真剣、さすがジュニア！	「うー、しんどい！あつい！」そうです。雪山を登るのは、夏よりもしんどいのです。雪で冷やし中。

子ども達の雪の山のぼうけんは続きます。	時に、木を乗り越え、	時に、みんなで緩やかな斜面でほっと一息、休憩。

雪の山の自然にある、様々なものに目が向いたり、触ってみたり。原自然の中に抱かれ、心が緩やかに揺れていきます。	きくらげや、カモシカの糞、動物の足跡に、鹿の食痕、冬芽。いろんなものを発見！これも子ども達の未知への世界へのぼうけんです。	こちらは、とっても便利な杖を発見！ストックのように二刀流で使ってみると、「めっちゃ楽ちんやぁ！」。ナイスアイデアだね！

「ねぇー、まだぁ？」。ここまで来るともう暑い、暑い。軽く息を弾ませながら、どんどん、どんどん登っていくと、	あと、もう少しで頂上。自然の木をベンチ代わりに休憩し、最後ひと登り。	うー！やっとついたぁ！無事、みんな小高い頂上に到着。

帽子を脱ぐと、みんな汗びっしょり。息はハァハァ。でも、何だかとても気持ちがいいのが不思議。	はぁはぁ言っていてもじっとしていられないのが子ども達。頂上で、さっそく雪遊びが開始されました。こちらは、手で雪面に穴をほっているところ。	こちらは、雪を固めていす作り。久しぶりの雪に、今年の感触はどんなかなと自分の手で確認するかのようです。

こちらは、だれも踏んでいない雪原で寝そべって、お話中？？	いえ、違います。雪に顔型を作っているところ。	天然の太いつるは、子ども達のかっこうの椅子。何だか、とっても気持ちよさそう。

雪の森での木登りも、これまた楽しい！いつもと違う風景を心が感じます。	あっつ！何かいいものを手にして、みんなの所へ帰ってきました！	つららです！「いいなぁ～。」と周わりのメンバー達。大人になったら見逃しそうなものも、まだまだ子ども達の目には敏感に反応します。

それが、子どもが本来持つ好奇心、創造心、冒険心なのかもしれません。沢山、実体験から感じること。心をとっても大きく、柔らかいものにしていくような気がします。	何だか、ちいさな足跡を発見。本で調べてみると、「テン」の足跡でした！	さてさて、レスキュースコップや、スノーソーでも遊び、頂上での時間はあっという間にすぎていきました。

手で掘っていた穴も大きく完成！掘りごたつ式の椅子を作っていたのですが、何故か、穴に埋まってる？？	こちらは、雪だるまの完成！何だか、作っているうちにどんどんヘンテコな形にアレンジされていきました！	さぁ、そろそろ、山をおりるよぉ～！もちろん、下りは尻すべり！

おもいっきりすべって、転んで、一気に山を下る！	結構な迫力に、子ども達も「ワハハー！」。	静かな森に、子ども達の笑い声が響き渡ります。

おかしな格好で降りてくる仲間を見て、みんなで「ワハハー！」。豊かな自然は、子ども達の心をとても大きく、とても優しくしていきます。	やる前はドキドキ。	でも、すべる時は、大胆に！

何度やっても何故か笑えてしまう。心と体を使って、心の振り子を、何度も何度も揺らす子ども達。	結局、ほとんどの距離を、お尻で下り、	何度も何度も雪まみれになりながら、

大笑いで下山してきた子ども達でした。	さぁ、ジュニアコースの１年間も、もうあと残り１回。ラストは大きなチャレンジ「スノーキャンプ！」。	今までの経験を全部活かして、最後までおもいっきりチャレンジだぁ！（ハギ）




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～さぁ、スノーシューをはいて、雪のバックカントリーへ！雪の自然にいだかれ、心揺れる経験！～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。心配された積雪も１ｍ以上。これからの雪の活動に、安全対策も確認して、日本式スノーシュー「わかん」で、雪の山へ。雪積もるバックカントリーで、チャレンジにぼうけんに、たくさん心を揺らしたジュニアの子ども達でした。　主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管（財）青少年野外教育財団